人気のミステリー漫画「ミステリと言う勿れ」。心理学を学ぶ大学生の主人公(久能整)が様々な事件に巻き込まれ、事件を解決していくというありがちな内容。
しかし、久能整の考え方がすごく面白い!出る出る名言!
どうも、ヒロさきです。
今回は、前回に引き続き主人公の名言が止まらない「ミステリと言う勿れ」2巻の名言を紹介していきたいと思います。
※以前の投稿『ミステリと言う勿れ』が面白い
『ミステリと言う勿れ』とは
・2018年1月号から月間フラワーズで連載
・現在8巻まで発売中(※2021/3/17現在)
・作者 田村由美さん
・絵は少女漫画っぽい感じ
・冷静沈着、頭脳明晰など高い能力を兼ね備えた主人公(久能整)
「ミステリと言う勿れ」はミステリー漫画であり、少女漫画でもあるそうで。作者の田村由美さんはこれまで少女漫画やSF漫画、ファンタジー漫画などを描かれてます。
それもあって、「ミステリと言う勿れ」も字数の多さや絵のテイストが少女漫画っぽさを感じさせます。
私自身、少女漫画を読んだことがなかったため始めは絵のテイストだったりに多少読みづらさを感じていました。
しかし、読み進めると考えさせられる名言の数々。どんどん引き込まれていきます。
主人公「久能整」ってどんなキャラ?
久能整から出る名言の数々はやはり独特な考え方をもっているから。これは育った環境が大きく影響しているみたい。
冒頭でも説明した通り、主人公の久能整は心理学を学ぶ大学生。独りを好むがそれに対する劣等感はあまり感じていない。良くも悪くも他人からの評価を意識しすぎるタイプではない。
これだけ聞くと、無口なキャラなのかなと思ってしまうがそうではない。むしろ逆。
かなりのおしゃべりで他人の問題や悩みを推察したり、自分の考え方を主張したりと「おしゃべりが止まらない…」。
ただ、ここがこの漫画に引き込まれてしまうポイントになっている。
以下はネタバレを含んでいます。
あらすじ
主人公の久能整は、大学の同回生が殺害されたことによって自身へと殺人容疑がかけられてしまう。取り調べが進むにつれ、刑事たちの話から本物の犯人へとたどり着くとともに、刑事たちが抱えていた悩みまで解決してしまう。
1巻では犯人だと判明した刑事に向かって独自の考えを述べていきます。そのうえで、犯人が自分の過ちを悔いるほど諭してしまうのです。
刑事に口論で勝ってしまうとは…すごい。
「子供の成長に立ち会うことを父親の義務だと思いますか?権利だと思いますか?ー」
↑これがどういう意味か知りたい方は実際に漫画を読んでみてください。
2巻の名言
ミステリと言う勿れの名言すべてを書いていきたいのですが、名言が多すぎて書ききれない…。なので今回は2巻の名言集をまとめました。
1巻の名言は以前にまとめてあるので、良かったら見てみてください。
※以前の投稿『ミステリと言う勿れ』が面白い
できるできないとするしないは また別だから
「人は何をしようが、人間がすることはすべて自然の範疇である。体外受精なども別に自然に反していることではないので、できることでしたいことはしたらいいのだと。ただ、人のクローンができるとしても多くの人がそれはまずいと思っていたら進まない。
アリが掘り進んだら川底に穴をあけてしまうと察してその場所を掘るのをやめるのと同じこと。」
つまり、できるのならする!というのは違う。できることでしたいことをすべきだ!
いろいろと考えさせられます。原爆とかはしてもよいと思っている人が大勢いるからなくならないみたい。
苦しいことを薄めるためにより悪いことを望むのはまずいです
「普段、義母からも夫からも相手にしてもらえないような生活を送っている人が、人質になると心配してもらえると思い犯人に協力してしまったことに対しての主人公の言葉。」
この言葉も自分に置き換えた時にそういう経験あるかもと思い、気を付けなきゃなと考えさせられました。
バージンロードは1番大事な人と歩いてください
「どうしてバージンロードは父親と歩くのが基本なのだろうか。宗教的には意味があるそうだが、もし信仰がないならどうして父親とだけ歩くのだろうか。1番手をかけて時間をかけて育ててくれた母親をなぜ脇に立たせておくのだろうか。」
なるほど。みんなそうしてるからそうしなきゃいけないなんてことはない!
自分がこうしたい。こうすべきだとキチンと考えるのが大事なんだろうなって思わされました。
子供って、乾く前のセメントみたいなんです
「落としたモノの形がそのまま跡になって残る。だから、子供を利用するようなことをしてしまうとその子は大人になっても一生後悔し続ける。」
将来、親になった時に育て方をキチンと考えないといけないなって思います。
なんて言うか、自分の心に響いた言葉達だったので名言なのかどうかわからなくなってきました笑。
読めるアプリ
・line 漫画(私はこのアプリで読んでいます)
・まんが王国
・U-NEXT
・Book Live
・ebookjapan
・dブック
line漫画ではたまに何巻まで無料(1~3巻ぐらい)を行っているのでお勧めです。
この漫画の面白さを共感できる方が増えていったらなと思うので、ぜひ読んでみてください!
では。
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